小池ノクトさんの「蜜の島」が面白い
ホラー・ミステリー系漫画家の小池ノクトさん。
大好きで、色々な作品読んでいるんですが「蜜の島」もめちゃくちゃ面白かった。
あらすじ
戦時中、軍人として戦っていたとある青年。
一緒に戦っていた友人の死に際に「我が子を故郷へ届けて欲しい」と頼まれる。
刻は移り戦後ー
友人の子、蜜(みつ)の故郷である 岩津(いわづ)島でいろんな事件が起きる。
島民の様子もなんだかおかしく、、、
岩津島は、日本から隔離されていたガラパゴス的な島で、地図にも乗っていない。
そのことから「ちょっとマジ何それ」的な独特な風習があり、その風習が主人公たちをいろんな事件に巻き込んでいく。
序盤は小池ノクトさんのいつものホラー展開かな?と思ってたんですが
読んでみるとミステリーさ強めで、謎がいい感じにちりばめられてて、「なにこれ?なにこれ?」と思っているうちに読み終わってしまいます。(全4巻)
また、最後にはどんでん返し的なオチもあり、
主人公と行動をともにする内務省の瀬里沢(せりざわ)という男の推理も、ミステリー感があって面白いです。
最近みた映画で面白かった「GET OUT」に似た
ある場所にいって、なんか変な人たちがいるなーと思ってたら
実はさらに予想の斜め上をいくマジキチ加減だった、、、というお話。
ミステリー好きにもどんでん返し好きにもおすすめできる作品でした。
ホラー要素少なめです。