寄生獣の岩明均の作品「七夕の国」が超絶面白い
暇だなーと思って岩明均さんの作品をだだーっと読んでみた。
・岩明均短編集「骨の音」
岩明さんの初期の作品とかが入ってる短編集。
絵のタッチは今の面影が若干あるけどストーリーとかは全然違うので岩明さんのルーツが見れて面白い。
初見の人にはちょっとオススメできないけど岩明ファンなら見てもいい、ってレベル。
・雪の峠 剣の舞
2部構成。
前半はヒストリアのルーツ的作品で、後半は侍漫画。
雪の峠
日本の戦国時代に、ある殿様に使える家臣がいろいろ策を練って活躍する話。
ヒストリアのエウメネスみたいに賢いやつが出てくる。
剣の舞
普通の侍漫画。
これもヒストリアのルーツ作品。
ローマとかが出てきてめちゃくちゃヒストリアっぽい。
・七夕の国
これがダントツ面白い。
ヘウレーカ、雪の峠も面白かったが「七夕」はまた別の雰囲気。
寄生獣に近い。
超能力を使える主人公と、怪奇殺人事件が絡み合っていくSFミステリー。
寄生獣読んだとき止まらなくなって一気読みしたけど
七夕の国も一気読みしたくなるかと。
ワンピースみたいに涙あり、笑いあり、みたいなおもしろさもあれば
こういう知的好奇心が刺激されて、続きがきになる!
もっと読みたい!系のおもしろさもあるよね。
ワンピは面白いんだけど、個人的にミステリーとか
はやく続きが読みたい!ってなる系の方が好き。
ハンターハンターとか。